2005-12-08 複室石室2 [立野遺跡発掘調査]
本日、産廃による削平をかろうじて免れた玄室の奥壁を確認。石室上面の確認面での計測では、玄室長3.2m、前室長1.3m、羨道部長1.3mの、全長5.8m程の石室になります。玄室の側壁は、一部トレンチで確認したところ、1枚岩の凝灰岩を使用しています。前室部の高さは1.25cm程です(下写真)。
当初予想したよりかなり保存状況は良さそうです。別に、駒澤の学生さんに隠していたわけではありませんが、諸般の事情で、手が付けられなかったもので・・・。残り物には福がある?
しかし、一番下の段と2段目の石組みの間に、内側へのずれが認められます。石室内を掘るのにいやな予感が・・・。
研究室のホームページに夏の現場の写真を載せたいのですが、載せてよろしいでしょうか?
by 駒澤大学Y・M (2005-12-08 18:11)
どうぞ、何枚でも、どんな内容でも。
by odoruhaniwa (2005-12-08 19:55)