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古墳の見学をどうぞ

 もう十五年以上続けている史跡の草刈清掃が今年もおわった。これから春先まで野外の遺跡を訪ねるには良い時期を迎える。何かの折に江南町へ訪れていただきたい。 おすすめは塩古墳群である。草刈の済んだ後は古墳群の姿が良く確認できる。丘陵の尾根に前方後方墳2基を盟主として方墳群が取り巻くようにつくられている。かつては25基以上はあったろう。 発掘調査は範囲確認のため周溝部分の調査にとどめた、土器の出土量も少なく、少々消化不良の調査であった。

 江南町域の史跡は全て山林中に所在しているため、管理をせずほうっておく2年ほどで、篠竹の藪になってしまう。もともと里山として人間が支えてきたのだから当然ともいえるが、草刈面積は塩古墳群だけで約10,000㎡  全体では約40,000㎡である。以前は担当者が作業をしたこともあった。蜂や猪に追われたそうなマユツバはなしもあった。 こわいよう

  


お知らせ 2006-10-27 [その他]

 江南町史無料配布のお知らせを、「江南町の文化財」の「文化財関係刊行物」に掲載しました。

 希望される機関等ありましたら、所定の書式(PDF)をメールに添付して申し込みください。


押切のささら獅子舞 [町の風景]

 荒川縁に立つ八幡神社の獅子舞は江戸時代から伝わっていました。

 その獅子頭は町指定文化財でしたが、去年の火事で道具類とともに焼失してしまいました。

 関係者の悲嘆は、この獅子舞を復活しようとしていた矢先であったため大変大きかったようです。 ですが、復活への熱意が消えるはずもなく、 各方面に奔走のうえ、獅子頭をはじめ道具類の整備をし、去る10月14日土曜日、完全な形では実に25年ぶりに復活しました。

 境内で行われた、舞の一庭一庭に、老若男女みんなのえがおが映えた、とてもすがすがしい秋の一日になりました。

 

 今日、隣の市会場で行われた埋蔵文化財センター連絡協議会に出席してきました。どこでもそうでしょうが人的予算的環境、そしてその評価を考えると、取り巻く環境はより厳しくなってきているようです。わたし自身も、現在文化財センターの建設を担当しているだけに、完成後の維持と運営には十分用意をしてきたつもりですが、町の合併にあたり軌道修正をはかられそうです。

 情報交換では、他所へ異動なされた方の話をいくつか聞きました。また、復活されて戻られた方もおられました。わたしも、この道一筋ではありませんでした。遅まきですが、前向きな向上心と熱意をあなたのポケットから落とさないでください。


2006-10-12 mixi [その他]

未確認情報ですが、あのmixiに「踊る埴輪」のコミュニティが存在するようです。
招待状が無いため、mixiに入れない現状でありますが、ちょっと覗いて見たい気もします。
ネットオークションでも招待状が売られてはいますが・・・。
ちなみに、情報提供者からは、「踊る埴輪」のコミュニティの主催者ではと疑われましたが、残念ながら、当局(当方)は一切関知しておりません。念のため。
mixi 中々、マニアックです。
会員の方、様子がわかりましたら情報提供をお願いします。


2006-09-09 文化財センター建設状況 [文化財センター]

現在建設中の文化財センターの状況を紹介します。
基礎工事が終わり、鉄骨が立ち上がった状態です。

工事の内容・建物の概要等詳しい内容につきましては、おって担当者より紹介させていただきますが、北西方向から鳥瞰したイメージは↓のようになります。

とりあえず現況報告まで。

ちなみに、場所は↓です。
文化財センター


2006-09-06 夏も終わりかけています。 [その他]

 久しぶりに今日を振り返る余裕ができたといえるのか、この日記の画面に向かっています。

  平成18年度も半分過ぎようとしていますが、江南町にはもう半年の歳月は残っていません。平成19年2月13日に熊谷市に編入になります。

 本年度は年来の懸案であった文化財センターの建設着工とその展示計画、収蔵物の再整理計画の実施と猫の手も借りたいような事務の中に、合併のすり合わせ事務が加わりました。まして4月の人事で、この欄の担当者が移動となり、残された荒運(幸運ではない)な中年担当者が後事を負いました。

 しかし、設計をしてみて、建設工事がはじまり、施設が出来上がっていく様子をみるのは楽しいものです。しかし、完成時には新市となっているので複雑な思いは押さえ切れません。  

 夏前までに合併すり合わせがひと息ついて、8月は、またまた久しぶりに発掘現場を、設営しました。現場作業の賜物、体重が元に戻るなど体と精神のためには良い一ヶ月でした。 残されたわずかな期間ですが江南町の文化財関係の情報をまだまだ発信していきます。とりあえず今日は決意の表明まで・・・・

 失礼しました。

 


2006-05-06 PDF公開 [その他]

 本日、「江南町の文化財」→「PDF文庫」に、3月に刊行した『上前原遺跡第2次発掘調査報告書』PDF版公開しました。

 個人住宅建設に伴う事前調査で、縄文時代中期加曾利E式期の住居跡2軒、古墳1基、中世溝1条を確認しています。

 久々の更新にて、宣伝まで・・・。次の更新は果たして何時になるのやら?

  尚、熊谷市への編入合併すりあわせは、着々と進んでいます。合併の期日は、平成19年2月13日(月)。

 熊谷市報の記事はこちら(3/16ページ下段)。江南広報の記事はこちら

 あと、web上で(江南町:合併)を検索してみたところ、Tuyano Blog理事長のブログでコメントがなされていました。立場上コメントは差し控えさせていただきますが・・・。 


2005-03-31 工事立会 [試掘調査]

 下のお知らせをした後に、急遽立会いの連絡があり、最後の?文化財の仕事をしてきました。

 3月の14・15・17日に実施した大字野原地内の試掘調査。建物基礎部分をぎりぎり外れて、平安時代の住居跡1軒が確認されており、現状保存と判断しましたが、本日になり、建物計画箇所の測量が終わったので確認して欲しい旨の連絡が業者さんよりありました。

 ポールを目印として住居の北西隅に立てておいたのですが、試掘時点で確認した通り、建物からぎりぎりですが外れることが確認できました。後は、実際に基礎工事で掘削する際に再び立会います。

 上の写真は、試掘時に確認した住居跡。下の写真が、本日確認したもの。

 

 

 これで、心置きなく異動できるか?


2006-03-31 お知らせ [その他]

 4月3日付けで、来年度の合併を前にして、情報公開担当者が異動となります。とりあえず、後任者に引き継ぎますが、ホームページ(江南町の文化財江南町web博物館)共々、今後更新が著しく滞ることが予想されますのでご了承ください。

 2005年5月30日に本blogを立ち上げて、本日までの閲覧者約34,600名の方に閲覧いただきありがとうございました。少しでも、埼玉県の小さな町の文化財について情報を発信していこうとの試みでスタートしたblogですが、ここでペースダウンです。まだまだ試みてみたい企画等ありましたが・・・。

 閉鎖はしませんが、来年度合併もひかえており、今後の行方は不明です。新市へ引き継げれば良いのですが・・・。とりあえず、担当者は全くの畑違いの職場へと行ってきます。

 以上、お知らせでした。


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2006-03-27 PDF公開 [その他]

 本日ホームページ『江南町の文化財』「PDF文庫」にて、過去に刊行済みの発掘調査報告書6冊分をPDFファイルにて公開しました。

 宣伝まで。


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