2006-02-20 立野遺跡測量図 [整理作業]
ちょっと遅くなりましたが、立野遺跡第4次調査の航空測量図の粗図があがってきました。古墳の調査前の現況測量図・調査後の古墳測量図・石室平面立面図・地下式壙遺物出土状態図・井戸遺物出土状態図・溝遺物出土状態図・過去の調査区と未調査古墳の現況測量図を合成した全体図・レーザー測量によるCGアニメーション等です。ちょっと枚数が多いので校正に手間取りそうです。特に、中世の土壙墓群は密集して訳がわからなくなっていますので・・・。
調査区測量図は、紙に出力したものと、DXFファイルのデータでもらいましたので、後者を紹介します。DXFデータをIllustratorで開いてAIに変換し、さらにそれをPhotoshopで開き、トリミングしてJPEGに変換したものです。CAD系のソフトが無いもので、せっかくDXFデータでもらっても、ちょっと苦しいところです(フリーのCAD系ソフトも多数ありますが、頭がついていかないのと、今のところそれほど必要性も無いので、いまだ未経験)。
さらに上図南側を拡大したものが下図です。白抜きの赤丸が第4号墳の石室。その周りの赤丸が地下式壙です。石室の周りをすっかり囲んでいる状況が良くわかります。南側の土坑墓群は密集しすぎて、手がつけられません。困ったものです。
明日は、報告書入稿します。
事務連絡:遅くなりましたが、測量図の粗図がとりあえずあがったので、近いうちに研究室へ送ります。
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