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2005-11-09 カマド [立野遺跡発掘調査]

 第7号住居跡カマド。カマドの両袖に片岩の板石を立て、カマドの中央には、底面から12cm程浮いた状態で、土師器の坏が伏せた上体で検出されています。カマドの周囲には、土師器の坏が数個体、やはり床面から10cm程浮いた状態で検出されています。

 

 下の写真は、土壙の覆土中にもぐっていた小さなヘビ。掘り下げていたら急に出てきたそうです。セミの幼虫は良く出てくるのですが、ヘビが出てきたのは初めてです。移植ゴテで折断しなくてよかったです。作業員さんは、「地むぐり(ジムグリ)」と呼んでいました。学名:Elaphe conspicillata。全長0.8~1.2mで、北海道・本州・四国・九州・国後島・伊豆大島・隠岐・壱岐・屋久島・種子島に分布するそうです。毒は無いとの事。そろそろ寒くなるので、動きも鈍く、冬眠も近いようです。

 また、調査区の東側には、烏瓜が色づいてきていました。秋もそろそろ終わりです。


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