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2005-07-28 表土剥ぎ [立野遺跡発掘調査]

 本日より、立野遺跡を、0.7級バックホーと15t級ブルドーザーを使用して、表土剥ぎを開始。

 南側より表土を剥ぎ始めましたが、試掘調査で確認していた古墳と、現況でマウンドの残る調査区外の古墳の僅かな間に、直径10m程の古墳を確認。石室は、截石でない凝灰岩片を組み合わせた、長さ1mに満たない規模です。

 まさか、この狭い空間に古墳が存在するとは・・・・。

 南・北側には何も無い空間が存在するのに、なぜ3基とも並んで、周溝が重なってしまう位置に古墳をわざわざ築いたのでしょうか?

 群集墳の配置には、はたして企画性が存在していたのでしょうか?

 季刊『考古学』第71号(雄山閣:2000年刊)において、茂木雅博氏が、「古墳群の問題点」と題する論文において、「全く何の規則もなしに配置されたように見られる墓を、何らかの方程式で解くことが21世紀の古墳時代研究の醍醐味であろう」と指摘していますが・・・・・。

 3坪ハウス・仮設トイレ各2、ローリングタワー現場へ配送終了。

 明日も引き続き作業を予定しています。

 

 


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